名塩和紙ポチ包み4

新作入荷のお知らせ

名塩和紙ポチ包み4

名塩和紙ポチ包み

名塩和紙さんの新作が入荷いたしました!
和紙故紙を漉き返したポチ包み二枚セットと、雁皮を漉いたポチ袋五色セットです。
どちらも泥土を漉き込んでおり、とても上品な色です。こんなポチ袋にお年玉を入れると、喜ばれそうですね。

名塩和紙さんでは、名塩の村落近辺で産出する神戸層群第二凝灰岩という岩石の微粒子を抽出し使用されています。
白(東久保土)、青(カブタ土)、黄(尼子土)、茶(蛇豆土)の四色と白土と黄土を混ぜた中間色、白茶(東久保土+尼子土)を加えた五色で名塩五色泥入り鳥の子として知られています。
洋紙だけではなく和紙においても不透明度や平滑度を向上させる填料として白土を加えることはあっても四色の泥をこれほど大量混入して色付けしてつくる紙は他に類をみないそうです。泥土のイメージとはほど遠い、優しくて上品な色です。

また、雁皮は楮、三椏と並んで和紙の三大原料の一つで、繊維は短く、半透明で光沢のある紙に仕上がるそうです。また雁皮はジンチョウゲ科に属し、香木の仲間で樹皮が強い香りを持つことから虫害の少ない紙とされその堅牢性故に永久保存用の記録用紙としても重宝されてきたそうです。

丹波の近くで作られている、この貴重な和紙を是非使って身近に感じていただけるとうれしいです。
葉書セットやレターセットも引き続き取り扱っております。